心に残るレースを

F1のレースに色々宇野くんが考えていましたが、私も考えてみました。
1時間程度の耐久っていいなと思います。
RCって基本スプリントレースですが、実車のF1とかはけっこう長い時間走りますよね。
1/8カテゴリなんかですと決勝は長いですし、タイヤ交換や給油もレースのうちに入ります。
瞬間的な集中力と背筋の凍るようなタイトなコーナリングを魅せるレースもすばらしいですが、協力し合う事によって生まれる感動、分かち合える喜びを見出せるチーム戦もいいなーと思います。

私が幼少の時ラジコンロックという聖書だったマンガがありましたが、やはり決勝レースは長丁場でした。
人間不信に陥り、天涯孤独で戦う超天才ドライバー天馬竜一郎(漢字わすれましたが名前合ってるはず)が、ペガサスXという芸術的なマシンと神業のコントロールで世界大会の優勝は間違いないとされていました。
しかし、人を寄せ付けないため、決勝レースをピットクルー無しで自動バッテリーチェンジャーを使い戦うのです!
せっかく走りでリードするも、ピットインするたびに大幅なロスをしてしまうのです。
戦うのは4人で、天馬竜一郎と親友だったマーク。そして双子で巧みな技を利用する兄弟(名前忘れちゃったよ)、そして主人公轟心(とどろきしん)。それはそれは登場人物達の人間模様が交差する素晴しい戦いで、様々な技のオンパレード。サブリミナルコントロールやカクテルパーティーズエフェクトを例えられる、ありえない事がおおすぎでしたが、1万回は読んだのではないかと思うくらい心を熱くさせながら読みふけりました。
今、谷田部アリーナのHPで劇画風の連載をやっていますが、あれって大正解だと思います。
誰が思いついて実行したのかわかりませんが、拍手を送りたい!
現実味離れていようとも、それを純粋にすごいと楽しんで、強いものにあこがれて、自分が主人公に感情移入し気持ちよくなれますよね。
現実は不可能な事であっても、実際プロポを握って誰よりも速くすごい自分を想像すると気持ちよくなれます。
そうなれるように努力する自分もいます。
ほら、ドラゴンボールで地球人としては最強のクリリンなんてどうですか。
武空術で空を飛べるしカメハメ波だって使えるけど、くだらないなんて思わずむしろ凄すぎて憧れにかわります。
本気でカメハメ波を出そうと気を練って練習したのが18歳の時でした。
もちろん空を飛ぼうと気を練りました。
バカですかそうですか。

いつの間にやら話がそれました。
数分に命をかけるスプリントレースも素晴しいですが、それとは別に実車さながらの走行時間やチーム力等も問われるレースがあってもいいんじゃないかなと思うんです。イベント的な耐久レースだけでなく、毎月至極当然の様に存在するレースで。
あと、雨天です。
ヨーロッパのRCレースでは、ビッグレースでも雨での中止は無いそうです。
これに関して、現在日本のRC文化ではものすごく拒絶する方も多くいそうですが、私個人的にはちょっとうらやましい。
それは現役でプロポを握っている時も思っていました。
レインタイヤに履き替えたり、微妙なときに悩んだり、メカに防水対策を施したりと、めっちゃ楽しそう。ただ、ピットだけは雨では辛そうですよね。
まあ天馬竜一郎は決勝の時ピットクルーがいないからスポンジタイヤで神業コントロールで走っていましたけどネ。

そういえば、昔のタミヤのRCカタログには、雨天レースの防水対策や心構えが乗っていました。
あれを見ながら超ワクワクしましたが、いつの間にやらそういう文化は消えてしまったようです。

昔私がホームコースにしていた山形模型で、年に1〜2度耐久レースをやっていました。
途中雨が降ってきた事もあって、続行した事もありました。緊急な防水対策をほどこし行いましたが、めっちゃ楽しかった!

何を話ししたいやら分からなくなってきました。
とにかく、感動を分かち合える、一緒に興奮できる、心にのこるレースをしたい!
許されるなら演出したい!
雨の日レースをやりたい人募集です!

なんなんだ今日の日記

たかはし